BazaarCafe

  • HOME
  • 営業カレンダー
  • メニュー/貸切
  • アクセス
  • 支える
  • ニュースレター
  • バザールカフェについて
  • HOME
  • 営業カレンダー
  • メニュー/貸切
  • アクセス
  • 支える
  • ニュースレター
  • バザールカフェについて

ニュースレター

2020年 12月号

12/1/2020

0 Comments

 
Picture
Picture
Picture
Picture
Picture
Picture
  ▲ご希望の方には郵送いたしますので、カフェまでご連絡ください。​
******************************************

>>>以下は本文です。(「Read More」をクリックすると、続きが見られます。)

P2【 いつもと違う今だから 】代表 マーサ  メンセンディーク

2020年… 大変な、落ち着かない年でしたが、今年もバザールカフェは皆様のお支えのおかげで活動を続けることができました.コロナ・パンデミックのため誰もが不安の中にあり、生活上の制約や予定の変更などが必要となりましたが、それでもバザールカフェを覚えて応援していただ
き心から感謝しております。
営業の休止期間中も居場所事業は続けることができ、営業再開してから時間短縮の期間や、感染予防対策を導入しました。現在も人数を制限し、大人数のイベントは自粛しています。恒例のフィエスタも今年はオンラインで行いました。以前のように大人数が集まる形ではお迎えはできませんが、少人数でバザールカフェの場を楽しんでいただけることは嬉しいことです。また、遠くからでも様々な形でバザールカフェと繋がって下さっていることをいつもに増して感じています。
今年もクリスマスの季節となりました。先日、同志社大学のクリスマスツリーの光が灯され、例年以上に輝かしく感じました。2月末から続く自粛生活の疲れの中、クリスマスツリーを眺めた時、「この光は変わらない」、「暗闇の中でも輝く光は今年も訪れた」と思い、希望さえ与えられた瞬間でした。今年はいつもと違う年だったからこそ気づくこともあって、その気づきを大切にしたいと思っています。バザールカフェでも自分たちが「ディスタンス」を保ちながらも様々な形でつながれるコミュニティなのだということに改めて気づかされました。これからも色々な工夫をしながら皆様との交流を大切にしていきたいと願っています。

******************************************

P3【 サンガイ飯を知ってる?】

2020年6月、バザールカフェが営業を再開したタイミングで「サンガイ飯(はん)」というしくみをスタートしました。「サンガイ飯」の券は1枚700円、バザールカフェの日替わりランチの値段です。もう1種類「サンガイ半分飯」の券は350円、名の通り「サンガイ飯」の半額。この券、いわば「誰でも使える食券」です。Aさんがサンガイ飯券を買って店頭に置いておくと、後に来たBさんがその券を使ってごはんが食べられるしくみです。サンガイ半分飯の場合は、使う人が残りの半分のお金を支払います。サンガイ飯とサンガイ半分飯合わせて、現在(2020年11月23日)までで92枚の券が使われています。
「サンガイ」とは、ネパール語で「共に」という意味。ご飯をあげる側、もらう側という発想ではなく、一緒にこのしくみに参加する人は、券を使う人も買う人も対等。できる人ができるときにできることをする、助けてと言うときに後ろめたさや恥ずかしさを感じなくていい、そんな社会をつくっていくための小さなきっかけになれたらな、という思いです。「共に生きる」はバザールのテーマのひとつ。たくさんの人のお腹を満たすことはバザールだけでは限界があるので、皆さんと共に、このしくみを続けていけたら嬉しいです。
ちなみに「さんがいめし」ではなく「さんがいはん」と読むわけは…「めし」より「はん」の方が語呂がいい、それだけです。「サンガイ半分飯」は「さんがいはんぶんはん」。言いたくなりませんか?

******************************************

P3【 仲間の声 vol.6 】M.S.

私はバザールカフェに来て1年くらいになります。ちえさんに紹介されてバザールカフェに来ましたが、最初は来るのがとても嫌でした。人見知りだし、れいかさんが怖かったし、そもそも自分がここにくる意味がわからなかったのです。来ていた理由はお金がないので、まかないを食べるためだけでした。毎日しょうがなく来ていたけれど、そんな中でも毎日いてくれるれいかさんの存在は大きかったです。「好きよ」といってもらえたことが大きかったと思います。私がすごくしんどいとき、れいかさんが声かけてくれてそれが全部しんどいことに当てはまっていて、わかってもらえている感じがして、本当に救われました。それから少しずつ居心地が良くなっていきました。他の仕事をしていた時は人間関係で長く続かなかったけれど、ここは一番続いています。バザールカフェ は失敗しても大丈夫な場所。失敗したことが嫌な経験にならないので、次に繋げていけます。だから楽しいのだと思います。
今はバザールカフェはほんまに自分の居場所やなって思っています。頑張らんでいい場所やし、家でしんどいことがあってもバザール行こうと思って嫌なことを忘れたりできます。
いて良いんやという安心感がありますが、でもだからこそ、すごく不安になることもあって
私は一体なんなんやろう、このバザールカフェにとってなんなんやろうってしんどくなることもありますが、その度にあなたは大切な人といってもらえることは大きいです。
最近は死のうかなと思わなくなりました。以前は、自分がいる価値がない、だから死んでやろうとすぐ考えていたけれど、最近はお酒も止まっていることもあって死んでやろうとは思わなくなりました。時々鬱になって引きこもったりはします。そんな私も気がつけば、もうすぐ断酒1年です。バザールの仲間が私に言ってくれる「頑張らんでいいで、ぼちぼちやで」が私は好きです。なかなかぼちぼちはできないですけれど。

******************************************

P4【 仲間の声 vol.7 】サトル

 こんにちは。最近、バザールでよくお会いしますね、依存症のサトルです。今年は世の中、ほぼコロナ一色でしたね。そして、人生初(!)の自粛生活を体験…なんとも不思議な1年です。ちょうどコロナが騒がれ始めた頃、あるスタッフの家庭に新しい命が誕生しました。幸いながら、私、その子と過ごす時間をたくさんいただいておりまして(はい、本当に恵まれております)、今日は、そのことの関わりから見える、気づきについて書きたいと思います。
 私にとって、赤ちゃんと密に関わること自体が初めての体験なので、それだけでも大変なのですが、この子に関わることで見えてくる自分の病気を知ることがもっと大変でした。春先の自粛期間は、多くの人にとってしんどい時期であったと思いますが、私にとってもある意味しんどい時期でした。というのも、自粛期間、バザールカフェは居場所として開いていたのですが、そこにくる人の癒しとなっていたのが、まさにその赤ちゃんでして…こぞって皆が抱っこをしたがり、まさしく引っ張りだこ!自称、乳の出ない乳母である私は、皆の抱くタイミングやあやすタイミングに、クールぶりながらも毎日イライラしておりました…今はあやすよりゆっくりしたい時間だから!とか、そんな色々な人に抱っこされたらコロナ感染が心配だわ!とか(どの立場でそう思っていたのやら…)。そもそも、私自身が赤ちゃんの気持ちを全て分かっているわけではないのに…とまぁ、こんな感じで、赤ん坊に関わる全ての人が、私の思う通りに行動してくれないとイライラしてしんどくなっておりまして…あれ?これって、私が自分の作ったルールに縛られて生きているってことなのでは…?あの人はあーすべきこうすべきという自分ルール、それを他の人に押し付けようと一生懸命あたまの中で画策し、それに振り回されて生きている…これを、いつどんな時でもやっていたら、そりゃしんどいですよね。あちゃー。安息の時はあるのか知らん…。
そんなことに気づかせてくれた赤ちゃんも、つい先日から歩き始め(嬉しいようで少し悲しい)、月日の経つ早さに驚かされています。今日こそは自分ルールから解放されているか?うーん、今日こそはそうありたい!と思いながらも、けっきょく今日も自分ルールに振り回されて過ごす、そんな秋の日でございます。がくっ。

******************************************

P5【 すき間埋めのしごと 】松浦千恵

バザールカフェでは、バザールカフェに来ている仲間の困りごとを一緒に考えて必要なことをしてきました。例えば、外国籍のお母さんで子どもが学校からもらってきたお手紙を読むことが難しい場合は、一緒に読んでみたり。役所に行っても言われていることがきちんと理解できずに困っている場合は、一緒に行って一緒に聞いてみたり。あるいは、金銭管理が苦手な人がいれば、使い方を一緒に考えて必要であればこちらで管理のお手伝いをしてみたり。食べることに困っていたら、毎日でもバザールに来てご飯食べてや!と。困っていることがあって、誰かがしないといけないことを試行錯誤しながらやってきました。しかし、同時に私たちだけではどうにもいかないこともたくさんあります。そんな時は、バザールカフェで繋がった方々を大いに頼ります。  
困りごとというのはある日突然降ってくるものではありません(そういう場合もありますが)。困りごとの多くは、その人の生活や人生と繋がっていることが多いです。例えば、仕事を失って生活保護を受けないといけないけれど、その背景には依存の問題がある、などです。まずは、生活保護を受給するためのお手伝いをしますが、その先はすぐに解決しない困りごとの方が多いわけです。一番苦しい時に「一緒にやるよ!」と言ってあげられて、伴走できる余力をいつも持っていたいものです。制度につなげる時に毎回思うことですが、制度はあるけれど、それを受けるまでに辿り着けない人たちがたくさんいます。その部分を誰かがサポートしなければ、失われる命もあるなと思います。制度がなくても支え合う仕組みをどう作っていけるのかと考える日々です。

​******************************************

P6【 私が変われた場所 】店長 小島麗華

 今年で、私はバザールカフェで14年目を迎えました。この間に大切な人との別れがあり、命の尊さを改めて気付かせてもらいました。別れもあるけど出会いもあり、今バザールカフェで私のストーリーは広がっていくような気がしています。今回、コロナという大きな壁のことを皆で考えました。どう向き合っていくか、具体的な対策をどうするかなどを話し、またそれぞれ不安な気持ちなどを言葉にしていくことを重ねていきました。その度に、皆で一つになって乗り越えていけるんだと強く思いました。一人じゃないんだなぁと心から思いました。
 バザールカフェという場所はいつでも帰って来られる場所、誰でも来られる場所。それぞれの思いを持って皆バザールカフェに来ているんだと思います。私にとっては、初めて居場所と思えた場所です。バザールカフェに繋がって10年が過ぎた頃から、私の中でいろんなことが変わっていきました。手放すことの勇気を持てたことで、新しいものを手に入れ、それを受け入れることができました。自分にとって大切なものが何か、愛とは何かが、ようやく見えてきたような気がします。
 バザールカフェという場所で私が生まれ変われたことは奇跡であり、感謝しかありません。今が幸せか、正直言って分からないけれど、これからゆっくりとバザールカフェとともに生きていきながら、見つけていきたいと思います。
0 Comments



Leave a Reply.

    アーカイブ

    All
    2020年12月号
    2021年12月号
    2021年5月号


    過去のニュースレターは
    追って更新する予定です。
    ​

    RSS Feed

Proudly powered by Weebly